主に自治体が管理していた公園・広場など住民のための場所をより人々が集まりたくなる、過ごしたくなる魅力的なスポットへ新しいまちづくりのシンボルを提案しマネジメントします。
Park …… 地方公共団体等が設ける公の施設
Management …… 地魅力向上のための企画、運営・維持管理
Organization……行政が指定する民間指定管理者とその組織
公の施設を管理・運営し、新たな魅力向上を実現する民間主体の事業組織
京阪園芸では総合造園・園芸会社の技術力を用いて、様々な特色を持つ公共公園の指定 管理を委任され、地域の人々がより楽しく過ごせる場所をつくり育てています。
京阪園芸の前身である「京阪ひらかた園芸企画」は、1950年代より関西屈指の老舗遊園地・ひらかたパークの植栽管理を担当。
その流れを引き継ぐ当社は、広範囲の公園・緑地の維持管理実績を有し、現在では協力会社を含む多様なネットワークを構築し、様々な 特色を持つ公園の指定管理を委任されています。
花と緑の魅力に溢れた空間の演出
「バラ」=京阪園芸の歴史そのもの。 指定管理を行う公園では長年培った ガーデンローズ栽培管理技術を 最大限に発揮し、リニューアル工事も含め、圧倒的な景観を演出する バラ園造りを行います。
いつも綺麗な花を見られる公園には 多くの人々が集い、賑わいが生ま れます。周囲の景観も活かしながら季節の花をメインにした空間づくり を行い、公園利用者の皆様に感動を届けます。
綺麗な芝生空間がある公園は、日常的な利用からイベント時の活用まで、公園の利用価値を最大限に高めてくれます。担当者が持つ熱い想いと高い専 門性で、魅力的な芝生のある公園づくりを行っています。
公園の景観に欠かせない樹木。高度な樹木の剪定技術に加え、専門的な知見を有する樹木医の診断・指示により公園の樹木を生き 生きとさせます。季節を通じて憩いと安らぎを与えてくれるよう、常に気を配っています。
地域の交流の場
草花の販売イベントや園芸講習会などを定期的に開催。 ボランティア活動を通し、地元の人々が交流できる場としても活用しています。 また、こどもたちには土器焼きや炊飯体験など、自然に関わる体験や活動の機会を作り、 学びにつながる活動も行っています。
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枚方市 市民の森 鏡伝池緑地
枚方北部に位置する「市民の森」は、住宅街の中にある緑地公園で、「緑と太陽と文化のまち」のスローガンのもと市政35年を記念して建設されました。
約2.8ヘクタールある広大な敷地は『花しょうぶ園』『花壇』『せせらぎの森』『芝生広場』など8つのゾーンに分かれており、なかでも鏡伝池には市の鳥カワセミが飛来することもあり、野鳥の観察の場として親しまれています。
2017年にひらかた緑のNPOとの共同企業体で指定管理を受諾し、専門的な造園技術を活かした公園の運営管理に取り組んでいます。
枚方市 市民の森 鏡伝池緑地公式サイトはこちら草津川跡地公園
草津川跡地公園は、全国的にも有名な「天井川」であった草津市域を東西に貫く約7.0 kmの旧草津川の跡地を一部整備した公園です。
■指定管理者について
草津川跡地公園マネジメント・パートナーズ(代表企業:京阪園芸 構成員企業: E-DESIGN、スタジオL)
草津川跡地公園は、E-DESIGNが設計提案し、当社が植栽や工事で協力して2017年にオープンしました。第33回都市公園等コンクールでは国土交通大臣賞するなど全国から注目を集めています。
■公園からパークシティへ
草津川跡地公園を、公園内での活動だけでなく、周辺のマチへとその活動を広げる拠点へと成長させていきます。
「Park in the City」から「City in the Park」へと、公園が草津市の成長戦略の中心となる「パークシティ」となるよう目指します。
柳が崎湖畔公園(びわ湖大津館を含む)
1934年に建築された琵琶湖ホテルは、『湖国の迎賓館』として昭和天皇をはじめ、多くの皇族の方々、ヘレン・ケラー、ジョン・ウエイン、川端康成など、他分野の著名人をお迎えし、名実ともに滋賀県唯一の格式を持ったホテルとして営業されてきました。
1998年、琵琶湖ホテルが新しく浜大津に移転することになり、この建物の取り壊しを惜しむ多くの市民の声に応えて、大津市が耐震と改修保存を行い、2002年から「柳が崎湖畔公園 びわ湖大津館」として新たに開館。
2014年大津市より、琵琶湖汽船株式会社と当社の共同企業体で指定管理を受諾し、当社は早速、ガーデンリフォームに着手しました。
唐古・鍵遺跡史跡公園
唐古・鍵遺跡は、幾重もの環濠に囲まれた弥生時代の集落の遺跡です。約42万㎡(甲子園10個分)という大きな面積を誇ったことや、弥生時代前期から後期まで約700年間もの長い間、途切れずに集落として存在し続けていたことなどが分かっています。
弥生時代研究にとって非常に重要な遺跡であることから、平成11年に遺跡の中心部分が国の史跡に指定されました。そして、この遺跡の地下に眠る遺構を末永く保存してしっかりと次世代へ引き継ぐように、また、この遺跡を通して、多くの人に歴史の面白さやこの地域の魅力を伝えるために、遺跡の一部が史跡公園として整備されました。
この公園では、周囲の田園風景を含め、弥生時代の「風景を再現」することと、かつてこの地で営まれていたであろう「生活を体験」できる場となることを目指しています。
唐古・鍵遺跡史跡公園公式サイトはこちら王仁公園
大阪府枚方市の市営公園としては最大の面積(9.29ヘクタール)を誇る「王仁公園」。公園の名称は、百済から渡来し日本に『論語』や『千字文』を伝えたとされる古代の学者“王仁(わに)博士”が由来となっています。
また、夜間照明付き運動広場、オムニコートのテニスコート4面、クレーコートのバレーボールコート2面、大型屋外プールと、緑豊かな園内に様々なスポーツ施設が整備されているのも本公園の大きな特徴です。
当社は枚方市スポーツ協会、ひらかた緑のNPOと共同企業体を結成。その代表企業として2022年度からスポーツ施設の指定管理を受託し、プレーヤーのみなさまからさらに愛される王仁公園となるよう、スタッフ一同で力を合わせて取り組んでおります。
王仁公園公式サイトはこちら万博記念公園
万博記念公園は、1970年に開催された「日本万国博覧会」の成功を記念し、その跡地約260haに、文化・スポーツ・レクリエーション・レジャー施設を兼ね備えた「緑に包まれた文化公園」として整備された公園です。
■指定管理者について
万博記念公園マネジメント・パートナーズ 京阪園芸を含む5グループ9社(吉本興業株式会社、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー、京阪ホールディングス株式会社、京阪園芸株式会社、三井物産フォーサイト株式会社、株式会社JTB、株式会社JTBコミュニケーションデザイン、株式会社博報堂、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)により構成され、大阪府より万博記念公園の指定管理を行っています。
京阪園芸では指定管理統括支援業務、緑地の維持管理、花の新名所づくり(平和のバラ園の改装・野田ふじ復活など)、花とみどりのイベント・セミナー、花と緑の情報発信などの業務を担当しております。
※休日について 日本庭園・自然文化園は、毎週水曜日(水曜日が国民の祝日の場合は翌日の木曜日)が定休日です。ただし、4月1日からゴールデンウィークまで、10月1日から11月30日までの間は無休となります。
山田池公園
山田池公園は1200年前の築造といわれるため池、山田池を中心とした大阪府営公園です。園内には水生花園、花木園をはじめ、四季折々の花と緑を楽しめるスポットが点在しており、バーベキューを楽しめるエリアもあります。またカルガモやセグロセキレイ、エナガ、オオタカなどの野鳥を観察することができ、山田池では魚釣りを楽しむことができます。
山田池公園公式サイトはこちら服部緑地
大阪府豊中市にあり、広さは約126ha(甲子園球場の約33倍)という府下最大級の規模を誇る大阪府営公園です。日本の都市公園100選や日本の歴史公園100選にも選出されています。
1959年に「皇太子同両殿下御成婚記念事業」として整備された円形花壇や大型遊具を備えたこどもの楽園、いなり山児童遊技場があり、また約450種1300本のツバキがある椿山やハーブ園がある都市緑化植物園、バーベキュー広場“バーベックマルシェ”、スライダープール、なぎさプール、幼児用プールなど各種プールを備えるウォーターランド、日本各地の代表的な民家を移築復元した日本民家集落博物館、野外音楽堂、陸上競技場やテニスコートなどを備えたスポーツ施設、服部緑地乗馬センターなどの多彩な施設があります。
浜寺公園
浜寺公園は1873年に開園した大阪で最も古い公園のひとつです。「日本の名松100選」にも選ばれた美しい松林があります。400種6000株が植わっているばら庭園、風光明媚な松林に囲まれた屋外プール、子供汽車「浪速号」が走り、またゴーカートやバッテリカーが楽しめる交通遊園、テニスコートやアーチェリー練習場等の運動施設、バーベキューエリア等があり、総合公園として多くの人に親しまれています。
浜寺公園公式サイトはこちら中の池公園
中の池公園(なかのいけこうえん)は、京阪『樟葉』駅からバスで約10分の場所にあります。春は桜並木が美しく、緑豊かな公園は多くの市民に親しまれています。
運動広場は枚方市市営公園で最大の面積がある広いグラウンドで、夜間照明も設置。硬式野球はできませんが、ラグビーやサッカー、軟式野球などさまざまなスポーツができるスポーツ施設です。また、遊具広場に円形花壇、噴水などの施設もあり、近隣住民にとっての休息の場、安心できる子供の遊び場となっています。
東部公園
2015年に枚方市東部地区の魅力向上と市民スポーツの活性化を図るために誕生した、新しい公園です。住宅地から離れたロケーションに総面積7.76haの広大な敷地が広がっています。2017年には野球場にナイター照明が設置され、21時までの夜間利用が可能となりました。
東部公園(とうぶこうえん)は、新しい公園だけに、無料のドッグラン、大型複合遊具、市営唯一の硬式野球場など、ほかの公園では見かけない施設がいろいろ整備されています。硬式野球場は電光掲示板も用意されていて、大阪府の硬式野球大会などが開催される本格的なボールパークです。
また、公園内の上段の斜面には広大な芝生広場が広がり、健脚維持のウォーキングにもぴったりの公園です。中・大型犬、小型犬でエリア分けがされたドッグランは、ペットといっしょに安心して遊べる無料施設として愛犬家に人気。
香里ケ丘中央公園
香里ケ丘中央公園(こうりがおかちゅうおうこうえん)は、かつて「東洋一のニュータウン」と呼ばれた香里団地の至近にある住宅街の中の公園で、周囲には商業施設、幼稚園などの教育機関、図書館などの施設が点在。隣接する図書館は2020年に完全バリアフリーの建物としてリニューアルしており、真新しい建物となっています。
運動広場はすぐ横にグラウンド使用者専用の無料駐車場があり、車で利用しやすいスポーツ施設となっています。また、園内は緑が多く、住宅街の喧騒から離れられる環境。ぞうさんの形をした児童遊具などもあり、老若男女が安らぎのひと時を求めて足を運ぶ、憩いのスポットとなっています。